心に留めておくこと

随時更新。

  • 「今ここ」にフォーカスすること。できているようで、思ったよりできていない。過去の反省事項を思い出したり、ぼんやり未来を不安に思ったり。過去や未来のことを考えるなら、しっかりとことん建設的に考える。そうする時間じゃないなら、そのことは一旦置いておいて、今向き合っていることに集中する。過去や未来のことをぼんやり思うのは、必ずしも悪ではない(連想ゲームのように新たな発想や発見に至ることもあるから)が、一般的には、意識しなくてもその状態に陥りやすく、逆に、フォーカスすることには仕掛けが必要であるという特性を踏まえて対処しよう。
  • 楽しく生きるために大事なことは、気分良く過ごすこと>やりたいことをやること(やりたくないことをやらないこと)。後者は、気分良く過ごすことのための要素であるなら必要だが、なんでもかんでも、やりたいことだけやってやりたくないことから目を背けてしまえばいいということではない。もちろん、やりたくないことを我慢して嫌々やる・禊や苦行だと思ってやるということでもない。やりたくないけど必要なことなら、それを如何に楽しくやるかを考えるのが心のために頭ができる仕事なんだよ。

決断の整理学 まとめ

慎重で優柔不断で悩む人に贈る。人生の岐路で後悔しない決断をするためのコツ。

 

  1.  時間を計画的に使って決断するということ
    1. 最初の1/4の期間:情報収集
      1. 全体像をとらえる
      2. 把握すべき領域を分ける
      3. 調べる(できればネットだけでなく、書籍も読む)
      4. 調べながら、自分にとって大事な要件が何かを掴む
    2. 次の2/4の期間:決断のシミュレーション
      1. (今断面)メリデメ表を作る
      2. (時間軸)どれか1個、決断した後に起こる・すべきことを整理する。しながら、自分にとって大事な要件が何かを掴む
      3. 他の選択肢でも同様にやってみる
      4. 一旦の結論を導く
    3. 次の3/4の期間:改めて情報収集
      1. 一旦出した結論を、人に話す。壁打ちして意見をもらい、気になったことを調べる
      2. 決断した後に起こる・すべきことについて、気になったことを調べる
      3. バイアスの有無を確認する
        1. メリデメを超えた自分の気持ち(こうしたいと思って傾いているバイアス)を冷静にとらえる。
        2. 他人に乗せられていないか、ちゃんと自分の頭で考えているか、どうせやってみないと分からないといって考えることを諦めていないか、振り返る
    4. 最後の4/4の期間:決断
      1. メリデメ表をアップデート
      2. 決断シミュレーションをアップデート
      3. 理性と感情をバランスし、決断する
  2. 時間がない中で即決するときに押さえるポイント
    1. まずは、時間を確保・猶予をもらう交渉を考える
    2. 材料の中で、唯一無二のものはどれかを整理する。つまりそれ以外は代替・融通可能性あり
    3. 唯一無二のものを所与とし、他のすべての材料は交渉によって変更可能である、ゼロベースでデザイン可能であることを認識する。どれを交渉して変更することで、落としどころになるかを考える。
    4. こちらが譲歩するのは最後の手段。引き換えに好条件を引き出すか、相手に貸しを作ったと釘を刺す。